生き方

都心からも近い大松閣(飯能市・名栗温泉)に行ってきた

大松鶴室内

飯能市、名栗温泉「大松閣」に行ってきました。

「近場でさくっと週末に温泉につかりたい…」という条件にあう温泉を探して、たまたま訪れた場所だけれど

予想以上に満足度が高かったので、感想をまとめてみました!

都内からのアクセスも良い温泉を探してみた

2021年7月。夫が仕事でかなりお疲れだったので、1日でも2日でも「自宅から離れてゆっくり過ごせないかな」と思って、近場でのんびりできる場所を探していました。

家から40分の距離に良い温泉施設があるということをたまたま飯能市に住む友人から聞いて、検索してみたところなんだか良さそう。ユーザーのコメントや色々なサイトを見てみてもレビューもとても良かったので、さっそく「一休」で予約。

すでに7月上旬だったので、空き室はほとんどなかったものの、たまたま1室2泊分を取れたので、家族3人で宿泊することにしました。都内から訪れるとしても、西武池袋線の飯能駅から車で30分ほどなので、とってもアクセスが良いのでふらりと訪れることができるのが魅力。

西武池袋線だと秩父まで行かないと温泉はないのかなと思っていましたが、こんな近場にいい温泉がありました。

 

緑の木々の間を抜けると…大松閣が見えてきた

自宅から、車を走らせること40分。この日は30度を超える暑い日ではありましたが、天気がよくドライブ日和。ちょっとした山道の緑の木々の間を抜けて気持ちよくドライブしていると、まもなく、大松閣の建物が見えてきました。

大松閣の外観

チェックインの15時よりも1時間以上早く着いてしまった私たち。事前に宿泊先に連絡したところ、幸運にもすでにお部屋の準備はもう整っているということだったので、駐車場に車を置いて受付へ。入口は下の写真のような感じ。思っていたよりも、とってもキレイな施設です。「近場にこんな場所があったのか」と、結構驚きました。

大松閣入口

「おや?」外を歩いていると、なんだかかぐわしい香りが・・・なんだろう?と思ってキョロキョロしていたら、施設の周辺のあちこちにヤマユリがニョキニョキ生えています。

自然のアロマであたりの空気がめちゃくちゃいい香り!癒されます。

ヤマユリの香りが大松閣のあたりにいっぱい立ち込める

 

大松閣のお部屋はすっきりしていて清潔な感じ

受付を済ませて、早速室内へ。廊下を通り抜けて、お部屋に向かいます。

照明が落とされた感じの、少し落ち着いた廊下には季節の花などが生けられおりキレイに整えられています。

大松閣廊下

室内は、すでにお布団がしいてありました。

私たちが宿泊したのは、「翆明館(すいめいかん)和室(鉄筋、バス・トイレ付)」というお部屋。おそらく、ここの施設のなかで、一番リーズナブルなお部屋だと思います(もっと広い部屋や洋室のお部屋もあるようです)。私たちが宿泊した翠明館和室は広くはないし華美ではありませんが、清潔ですっきりとしたお部屋。見晴らしもとても良いです。ずっと部屋に閉じこもっているわけではなければ家族3人で過ごすには過不足なし、という感じです。扇風機、冷蔵庫など一通り必要なものも揃っています。

コロナ禍ということもあり、しっかりとした空気清浄機が目立つところにドンと置かれていました。

大松閣寝室

翆明館和室(鉄筋、バス・トイレ付)というお部屋

化粧水、乳液、クレンジングなど、アメニティも一通り揃っているのでわざわざ持っていく必要がありません(ちなみに、ブランドは「DHC」でした)。

お風呂のアメニティはカネボウかなんかだったかと思いますが、シャンプーがとても香りが良かったのが印象的でした。

大松閣アメニティ

DHCのアメニティが充実

大松閣は「ラウンジでのんびり」がおすすめ

大松閣のラウンジは、窓がとても大きくて開放感があるのが特徴です。眺めがよく緑で癒されるので、のんびーり過ごせました・・・。

ラウンジは2種類あって、ここがメインのラウンジです。

大松閣 ラウンジ

コーヒーをいただきながら窓から小川や緑の山々の景色が一望

コーヒーや狭山紅茶、オレンジジュースなど、セルフサービスでいくらでもいただけるので、コーヒーを3杯くらい飲んで、本を読んでいると1〜2時間は結構すぐに経過しちゃいました。自宅から離れてのんびりする目的の一つが、静かな場所で積ん読していた本を読むことだったので、まさにうってつけの場所でした。

おかげで2泊の宿泊で、読みたかった本が1冊、読み終わりました。

大松閣ラウンジのコーヒー

コーヒーはデロンギのコーヒーマシンでセルフで淹れられる

もう一つのラウンジが「読書ラウンジ」です。下の写真です。

メインのラウンジよりも少しこぢんまりとして入るけれど、落ち着いた空間でここも居心地が良かった。ここにも、コーヒーや狭山紅茶、ちょっとしたお菓子が置いてあって、セルフサービスでいただけます。私が宿泊した時は、ほとんど使う人がいなくて、ガラガラ。独り占めできました。

大松閣読書ラウンジ

棚いっぱいに本がある読書ラウンジ

ちなみに、読書ラウンジに隣接した部屋に、キッズスペースもあります。読書ラウンジで親がゆっくりしつつ子供はキッズスペースで遊ばせることもできます。

キッズスペースは決して広くはありませんが、十分な機能だと思います。小学校低学年くらいまでの子どもが遊べそうです。

大松閣キッズルーム

結構充実したボールプール

大松閣キッズスペース

本や輪投げ、ちょっとしたおもちゃがこまごまとあります

食事は満足。子ども用も用意してもらえる

夕食は、とにかくのんびりと食べたかったので、お部屋で懐石料理をいただきました。離れの場所に、レストランも併設されているので、レストランを予約しておけばそこでリーズナブルに食べることもできます。

とりあえず、はじめて泊まるということもあって、お部屋での食事にすることにしました。食事の時間帯は選べるのですが、私たちは18時からの食事にしました。

食事は、こんな感じです。すっごい豪華!という食材を使っているわけではないのかもしれませんが、一つ一つの料理が丁寧に作られていて、とても美味しかったです。そもそも、いつも自分で家族の食事を作っているので、人が作ってくれるだけで、すごく嬉しいんですよね。夫とチョコチョコお酒を飲みながら食べました。お酒好きな人にはきっと喜ばれるんじゃないかなと思います。

 

前菜

前菜はどれも絶品!

鯉薄造り。はじめて鯉をいただきました。

鱧しんじょうじゅんさい鍋

特に気に入ったのは、やっぱり鮎。焼き立てでほふほふ食べられて、とっても美味しかった。

普段はあまり川魚が得意な方ではないのですが、これはペロリと食べられました。

活鮎塩焼は美味しかったな〜

一口蕎麦と天ぷら。上品なお蕎麦でした。

じゃこ万願寺ごはんと牛肉の葉焼。万願寺ご飯、気が利いた味です。

デザート。この頃にはお腹いっぱいで入らなかった・・・

ちなみに、子どもは懐石料理を食べられないので、お子様用のメニューが出てきました。こんな感じです。うちの子どもは鮎の塩焼きは食べられませんでしたが、しっかり食べられました。美味しかったのか、子どもはご飯のおかわりを3杯もしていました・・・

子ども用に作ってもらった夕食メニュー

貸切温泉も良いが意外にも大浴場にハマった

私たちが宿泊した時には、期間限定で3つある貸切風呂が無料で使えるということでしたので、さっそく受付で予約をして、2日間で「木風呂」と「岩風呂」を楽しみました。貸切風呂は「木風呂」と「岩風呂」と「土風呂」の3種類ありまして、そのうちの2つに入りました。貸切風呂の中では「木風呂」が広くて、設備もしっかりしていてとても良かったですね。

ただ、割と照明を落とした感じなので、個人的には見晴らしの良い大浴場のお風呂の方が好きでした。(夫と娘は貸切風呂の方が「断然良い」と言っていました。)

貸切風呂の「木風呂」はとっても広い!

お風呂から上がってゆっくり髪を乾かしたりできる場所

まとめ

ここ3年くらいは、旅行などにほとんど行かなかったので、とても久しぶりの温泉プチ旅行でした。正直、大松閣の宿泊費用は、私にとっては安くはありませんが(しかも7月だったので、いつもよりもさらに高かった)、思い切って泊まってみました。

今回は、とにかくのんびり過ごすことがテーマだったので、周辺の施設に遊びに行ったり、美味しいお店めぐりしたり、ということは度外視。周辺もいかにも観光地というわけではなく、自然そのままの雰囲気がむしろ良かったです。宿泊施設全体もそれほど大きくないので、予約でいっぱいであったとしてもそんなに混雑した印象はありませんでした。

目の前に小川も流れており、樹木に覆われているので、街中よりも一段涼しいのでとても快適。仕事で毎日疲れていた夫が、本当にリラックスしていたので、本当によかったです。

秩父の温泉旅館に泊まるか悩んだのですが、今回は無理に遠出せずにこちらに宿泊して正解でした。

大松閣のホームページはこちら

(この記事を書いた人)shimo

フリーランスのライターと会社員半々の生活をしながら、仕事と育児と遊びのバランスを日々、試行錯誤中。読書、映画、マリメッコ が好き。現在カメラ勉強中(愛用機:SONY α7c、RICOH GR Ⅳ、RICOH GRX)。毎日、「1万歩歩くこと」「心に残った写真を必ず1枚撮影すること」が自分の日課。

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