子育て

子どもの習いごとだけど、親がピアノにハマってる

ピアノを習うも、練習をサボりがちの日々

小学1年生の娘は、5歳の終わり頃からピアノに通っています。

子どもがピアノに通いたいと言い出したわけでもなく、親が音符も読めないド素人・・・。

「ピアノいいよね〜」というミーハーな感じなので、練習も大して熱心にせず、ピアノ教室の他のお友達に比べると、レベルも微妙・・・。それでも、我ながらのんきに親子でレッスンに通っていました。

平日は仕事をしているので、娘のピアノの練習量は「1日10分弾くかどうか」という感じです。

親が弾くと子どもも練習をし始める不思議

強制するとピアノが嫌いになる気がしたので「練習をしなさい」とは言わなかったけれど、「ピアノ弾いて欲しいなー」と言う気持ちはやっぱりあったので、子どもをピアノの前に座らせるために、なんとなく私自身がピアノを練習し始めました。

親が弾いていると、子どもも「何やってるの〜私もやる〜」といってやり始めるので、しめしめと思っていました。

私は、楽譜はほぼ読めません。

なので、先生からもらった音符カードを見ながら、「ド」とか「ソ」とか一つずつ楽譜に全部書いて、なんとか弾けるようにしました(本当はあんまり楽譜にいろいろ書いちゃいけないみたいですが・・・)

ピアノの先生にも、いつもいちいち「この記号なんですか?」と聞いたりしてました。

2年後。あれ?意外と、弾けるようになってた

そんな感じで、2年くらいすぎた今、

「あれ、意外とうちの子、弾けるようになっていないか?」と感じてきているこの頃。

相変わらず、ピアノ教室のお友達はさらに上手くなっているのでそこと比べちゃうときついのですが、でも2年前の娘自身と比較すると、ちゃんと音楽になってきています。当たり前だけど、両手で弾けてるし、2年前にはあり得なかった長い曲も弾けるようになっている。

端から見ると、なんとなくそれらしい感じになっている。

1日たった15分のレッスン時間で大して練習しちゃあいないのだけれど、

「なんとなく続けていても、上手くなってるじゃん」と意外と驚きます。

親の私自身が単純に音楽にド素人だからこその目線なのかもしれませんが。

副産物。ママもピアノが弾けるように・・・

そして、意外にも、私自身がピアノを弾くのが楽しくなっていることに気がつきました。

子どもとほぼ同じゼロのレベルでしたが、両手でちゃんと弾けるようになっています。

今では新しい曲は家で自分が弾いてから、子どもに教えることもできるようになりました。

時には連弾で発表会に出たりすることも(めちゃくちゃ楽しい)。

いつの間にか、ピアノは、自分の毎日の生活に欠かせないものになっています。40代の自分でも、ピアノが上達する喜びを噛み締めています。

「子どもの習い事」と割り切らずに、楽しみたい

最近は、いろいろなピアニストの演奏を聴くのが楽しくなり、ショパンコンクールや好きな音楽家の演奏をYouTubeで漁る日々に・・・。

ジャズにも食指を伸ばすようになりました。音楽に無縁の生活であった40数年が、大きく変わりました。

今更ながら、娘の習い事に感謝です。

この調子で、今後ものんびり娘と楽しみつつを大切に、ピアノと付き合っていけるといいな・・・と思っています。

(最近、ショパンコンクールで2位になった反田恭平さんなどは、子どもの頃からすごい演奏をしていたこともわかり、一瞬、焦ったりもしましたが・・・)

3万円の電子ピアノから、アップライトのピアノにステップアップするのが、目下の夢です。

(この記事を書いた人)shimo

フリーランスのライターと会社員半々の生活をしながら、仕事と育児と遊びのバランスを日々、試行錯誤中。読書、映画、マリメッコ が好き。現在カメラ勉強中(愛用機:SONY α7c、RICOH GR Ⅳ、RICOH GRX)。毎日、「1万歩歩くこと」「心に残った写真を必ず1枚撮影すること」が自分の日課。

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