暮らし方

マリメッコのラテマグの魅力とは?柄がかわいくて用途が広い

素敵な柄でファンも多いマリメッコのラテマグ。実際に使ってみると、その愛らしさだけでなくとてもサイズ感が絶妙で、多用途なのをご存知でしょうか?「日本人のために作られたの?」と思うほど、和洋中多岐に富んだ私たちの食生活にフィットした仕様なんです。他の北欧食器にはないマリメッコのラテマグ の魅力をご紹介します。

 

マリメッコのラテマグの魅力は独創的な柄と用途の広さ

マリメッコは、北欧、フィンランドのブランド。独創的なプリントや色使いで世界中で愛されています。

数あるマリメッコの柄の中でも、ダントツで知名度があるのがウニッコ柄です。ブランドシンボル、永遠の名作ともいえるこのケシの花をモチーフにしたウニッコのパターンは1964年に発表されました。

マイヤ・イソラというデザイナーが手がけたこのウニッコ柄はその後、モダンインテリアのアクセントとして、その後、引っ張りだこになったそうです。50年たった今でも、1960年代カルチャーにとどまらないポップな柄は私たちの目にとても新鮮に映ります。

私も、ウニッコ柄が大好きで、結構集めてしまっています。

マリメッコのウニッコ柄のラテマグ

お気に入りのマリメッコのウニッコ柄のラテマグ

 

マリメッコの魅力はなんといっても「柄」

このマリメッコは、世界的にも有名なブランドですが、実は、生産国であるフィンランドに次いで、世界で2番目に売れている国が日本なのだとか。日本人は、北欧好きですが、マリメッコはその中でも特に愛されています。

私自身も、北欧文化やスタイルがとても好きですが、もともと北欧にハマったのはマリメッコが入り口でした。マリメッコから入って、そのほかの北欧デザインにも広がっていくパターン。そういう人はとても多いと思います。

以前、マリメッコを中心にした北欧の雑貨を取り扱うお店の方に聞いたことがあるのですが、マリメッコが毎年日本限定の柄で定期的に商品をリリースする背景には、日本における盤石なマリメッコ人気が背景にあるとのこと。

イケアが日本に上陸した2008年頃から、日本における北欧人気が高まってきた印象ですが、マリメッコにとっても、日本はマーケティング的に重要な位置づけになのかもしれません。

湯呑みから蕎麦ちょこまで使える「万能な形」

マリメッコの食器は、その独創的な柄に惹かれる人がほとんどだと思います。カーテンなどのインテリアアイテムから洋服、テーブルウエアまであらゆるアイテムが揃いますが、個人的には「食器」がいちばんマリメッコのいろんな柄を楽しめるうえ、実用性がダントツ高いアイテムだと思います。

例えば、アラビアやイッタラなど他の北欧食器と比較してみましょう。マリメッコはカップもお皿も、やや小ぶり。ホームパーティで大活躍するというよりは、日常の食卓で使うイメージかなと思います。

日本人の食事は、大皿料理でボン!と出すよりも、小鉢があって、魚があって・・・などなど細々としたおかずがいくつも出てきます。だからこそ、小ぶりな大きさはとても小回りがきくし、収納もしやすい。

でも、いちばん私がおすすめしたいポイントは、その「万能さ」なんです!その代表格がラテマグ。ラテマグは、ソーサーやハンドルがなく、極めてシンプルなデザイン(ハンドルがあるタイプは、それはそれで使い勝手良い面もあります。それはまた別の機会に)。だから、いろんな使い方ができます。例えばこんな用途に。

  • コーヒー
  • 紅茶
  • 日本茶
  • 蕎麦ちょこ

普通のマグカップだと、なんとなく日本茶が雰囲気出なかったりしますよね。おまけに蕎麦ちょこにもなってしまう。これほどの汎用性はありませんよね。

また、一般的な和食器は割と陶器が多いですが、電子レンジに対応していない場合がほとんど。マリメッコの食器は磁器なので、食洗機にも電子レンジにも使え、普段使いとしては、かなりパフォーマンスが高いです。

そのほかにもさまざまなサイズの食器がラインナップとしてありますが、私はこのラテマグ、ボウルを中心に毎日の食卓で使っています。他のメーカーやブランドにはないその形がとても重宝しているのです。和洋中と幅広い食域の日本人の食卓にぴったりです。

ラテマグの活用法いろいろ〜木蓋活用からおすすめの柄の組み合わせまで〜

マリメッコの食器の中でも、特に「推し」が、ラテマグなわけですが、マリメッコでリリースされる新しい柄をみるたび「欲しいな・・・」と心が動いてしまいます。もし、欲張っていろいろ集めてしまって、全体の食器のバランスがチグハグになってしまうのもやだし、収納しきれなくなってしまうし・・・とビビってましたが、最近はメリハリをつけて楽しむ方法が分かってきました。

「木蓋」で用途は無限に広がる

例えば、ラテマグにフタをつけたら、どうでしょう・・・。

マリメッコの正規品ではありませんが、ラテマグのサイズにフィットする木蓋がいろいろ販売されています。木蓋を使うことでスタッキングして柄を楽しんだり、シュガーやソルトなどの入れ物に利用することもできます。誰が考えたのか知りませんが、ラテマグ 好きな人間としては、本当にありがたいですね。結構いろいろなショップで入手できます。

ちなみに、我が家では、このようにチェリー材を使った木蓋を購入し、キャンディを入れたりしてます。最近では、挽いたコーヒー豆を保存しておく容器にしていることが多いですね。(キッチンにいると、これだけでテンションが上がります)

木蓋をつけたマリメッコのラテマグ

木蓋をつけるとマリメッコのラテマグが小物入れにも

インパクトある柄は食卓のアクセントにピッタリ

マリメッコを使ってみてわかったのは、とにかく「毎日の食卓が楽しくなる」ということなんです。

トータルコーディネートよりもアクセントとして使う思考になります。他の食器と混ぜながら、うまくアクセントとして効かせる!というスタイルを前提にすると、いろいろな柄を楽しめて、飽ききません。

合わせるお皿は、マリメッコの柄が生きるように、無地などの比較的オーソドックスタイプを選びます。例えばにイッタラのティーマのお皿とは相性抜群。組み合わせ次第で、テーブルに毎回いろいろな表情が加わります。

インパクトのあるマリメッコの柄は無地のイッタラのお皿と相性抜群

インパクトのあるマリメッコの柄は無地のイッタラのお皿と相性抜群

 

組み合わせ次第で、柄✖️柄でもバランスよく

もちろん、柄と柄を組み合わせても、かわいいです。私は柄と柄だったら、モノトーンでまとめたり、少しだけ気をつけて組み合わせています。

(実は、左もマリメッコの食器ですが、かなりこちらも万能な使い勝手なので、また別の機会にご紹介します)

マリメッコは柄と柄でもバランスよく合わせることができる

マリメッコは柄と柄でもバランスよく合わせることができる

集まりすぎちゃった・・・そんな時はメルカリで高値で売るのもあり?

どんなに可愛くても、ラテマグ のいろいろな柄を感覚的にどんどん買って大丈夫かな〜?と悩んでしまいます。

でも・・・意外とたくさん集まっても大丈夫なんですよね。本当に。

なんとヴィヒキルース柄が元値の倍に!

もう7、8年前のことだと思いますが、友人の誕生日に、ヴィヒキルース柄(イエロー)のラテマグを2脚プレゼントしたことがあります。1脚2500円くらいで、2脚5000円前後。友人に喜ばれた事はもちろんですが、あまりに可愛かったので、自分の分も買っておこうと思い、しばらくしてからマリメッコに再び行きました。しかし、その時にはヴィヒキルース柄(イエロー)がすでに廃盤になってしまっていて、入手することができませんでした。

最近、メルカリで同じヴィヒキルース柄(イエロー)が売られているのを見つけました。ところがその値段を見てびっくり。時購入した金額の倍近くで売られていました。マリメッコの柄は「廃盤」になると、ヴィンテージ的な扱いになって、後から実際よりも高値で売られることもあるのだと知りました。

好みが変わったりして、あまり必要でなくなっても、ある程度の価格で売りやすい。それなら買うのも安心です。

インテリアとしても使えるデザインがポイント

仮に、メルカリで売るのはちょっと躊躇するとしても、食器として使わずに、小物入れとして使うのもとてもおしゃれです。アロマキャンドルを入れて使ったり、ペンたてにしたり。

北欧のテキスタイルは、インテリアとしてもサマになるので部屋に映えます。たとえ食器として使うことがなくなっても、きっとインテリアアイテムに変身させられます。

かれこれ4、5年使ってみての感想は「頑丈!長持ち!」

子どもが生まれてから、プラスチックやメラミンの食器を使う機会も増えましたが、安全を重視しすぎるあまり、なんとなく食卓がわびしくなって、自分のテンションが下がってきました。

そのうち、「もういいや」と思って、子供にも大人と一緒の食器を使わせることにしました。マリメッコのラテマグはハンドルがないので、落としてしまうかなという不安があったため、ハンドル付きのウニッコ柄のマグを買ってあげました。

子どもが真っ赤なウニッコのマグを使う様子はとっても可愛くて、かなり気持ちが上がりましたね。ちなみに、何度か子どもがテーブルから落としたのですが、なぜか割れない(笑)ラッキーだったのかもしれませんが、比較的頑丈なのではないかな、と思っています。落としても割れにくいマリメッコ食器の頑丈さは嬉しい驚きでした。

子ども用にはハンドル付きのマリメッコのラテマグが便利

子ども用にはハンドル付きのマリメッコのラテマグが便利

どこで買うのがお得?

マリメッコは並行輸入品でない限り、どこで買っても基本的には値段は変わりません。正規販売店でシーズンごとにセールがある時を狙って、20%オフ、30%オフの価格で買うことが多いです。

マリメッコ直営店に足を運んで買うのが一番テンションが上がりますが、子育ても仕事もしていて時間が取れないので、どちらかというとネットで購入することが多いです。直営店の販売サイト、ZOZOタウン、楽天、ヤフーショッピングなど、さまざまです。北欧雑貨を取り扱うネット店舗でもいろいろな柄の出会いがあって楽しいです。

また、ユーズドでもメルカリだと廃盤品がたくさん見つかるので、とても楽しいです。ラテマグ などは1脚からポチッと買うことも多いです。柄は出会いなので、迷っていると売れてしまうことも・・・。ぜひ、自分にフィットするお店で購入してみると良いのではないでしょうか。

購入する店舗の主な特徴

  • マリメッコ直営店・・・現在販売しているラインナップがすべて入手できる。ラッピングも可愛い。
  • ゾゾタウン・・・現在販売しているラインナップの多くを入手できる。直営店に近いラインナップ。
  • 北欧雑貨を取り扱うネットのお店・・・cortina(コルティーナ)、LUNE D'EAU(ルネ・デュー)など ※本店とともに、楽天ショップがあるところもあり。

(この記事を書いた人)shimo

フリーランスのライターと会社員半々の生活をしながら、仕事と育児と遊びのバランスを日々、試行錯誤中。読書、映画、マリメッコ が好き。現在カメラ勉強中(愛用機:SONY α7c、RICOH GR Ⅳ、RICOH GRX)。毎日、「1万歩歩くこと」「心に残った写真を必ず1枚撮影すること」が自分の日課。

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